ニキビ薬ディフェリンゲルとは
ニキビで皮膚科に行けばまずこのセットを処方されていた数年前。
かく言う僕も当時20〜21才で初めて皮膚科に行った時に初めてのニキビ薬として使用したのがこのセットでした。
ニキビ治療で海外から何年も遅れているとされる日本では、恐らく今現在(2019年)もこれを主流として使う皮膚科があるのではないでしょうか。
知らんけど
さて、この過去の黄金コンビですが
結論から言えばこのセットで治る人治った人も多くいるかと思います。
勿論僕は治りませんでしたが、ざっくりと
軽〜中症患者であり肌質に合った適切な塗り方、又ケアをすれば充分活躍してくれる薬です。
名称:ディフェリンゲル0.1%
↓こんなチューブ型の塗り薬ですね。
名称:ダラシンTゲル1%
こっちは塗る抗菌剤ですね。
では何故僕はディフェリンで
治らなかったのか。
上記で肌質に合った適切なケアと塗り方
と記しましたが、振り返ると↑ここがうまく行き届いていなかったと思うのが一つ。
(根本的には環境というストレスが大きかったですが)
そして皮膚科医もそのサポートまではしてくれなかった点が大きかったと考えています。
ディフェリンの塗り方といえば
"夜一回、患部と患部周りの出来やすい箇所に"
ですが、同時に肌をかなり乾燥させたり赤みが強く出たりするため、治療を断念する人も一部いるぐらいの薬です。
また運がなかったと思ったのが、患者の肌タイプ(油性肌・乾燥肌・混合肌)を考えず塗り方だけ指導する皮膚科に当たったことで。
完全に皮膚科のせいにしてますが、万人の肌が全て同じタイプで同じ薬を同じように使って治るなら医者も病院もいらないですよね。
そういう意味で人の印象を決める象徴でもある顔に刺激を与える薬を処方する立場なら、そこまで判断して指導しろよ というのが本音ではあります。
混合肌でのディフェリン治療
今でこそわかる自分の肌タイプはやっかいな「混合肌」でした。
そんなことはつゆ知らず、主に頬を中心に発生しまくっていた僕のニキビにはただディフェリンを塗るだけでなくその前の保湿が重要でした。
それも教えてくれれば良かったんですが、そんな皮膚科に出会えたのは初皮膚科から実に1年半も後だったので、言うまでも無く僕の頬全体は極度の乾燥から赤みを帯びつっぱって触れれば粉が落ちてくる状況に。
特に風呂上りは散々でした。
調べてれば分かっていたことかも知れませんが、当時の僕には
- そんな余裕が無い
- 医者が言う事を疑う気持ちがまず無い
- 言われたこと以外に余計なことをしてはいけないと思った
- 自分の肌タイプなんて知らないそんな言葉も知らない
こんなことで失敗したので、もし今もディフェリンを使用する機会のある方は気を付けていただければと思います。
(※今はエピデュオやデュアックに代わってるはずですが、本当にディフェリンを処方する様な皮膚科は今すぐ行くのを止めましょう。)
【閲覧注意】ディフェリン治療の成果
結果的には治りませんでしたが、ディフェリン治療当時の顔はこんな感じ。
鼻周りは皮脂がダダ漏れし赤く、元々薄い肌はこの時点でより薄くこちらも赤みが目立ちます。
ビフォアが無くて申し訳ないですが、ボコボコできていたニキビは一旦収まって引っ込んでるのも分かりますし現役ニキビに対しては一定以上の効果は見込めるはずです。
(悲しいのが顎のデカいのや頬に顔を出している新規が止まらなかったこと)
今見ても恐ろしいのがこれが始まりの始まりだったことです・・・
まとめ
ディフェリンで治らなかった僕の経験から学ぶ、治療で失敗しないために必要なこと。
1.治療前に自分の肌タイプを確かめる。
2.皮膚科に言われるままでなく、心配事はしっかり聞き又調べる。
3.乾燥が大敵なディフェリン治療は塗布前に保湿を。
4. 僕のように何年も言われるがまま使用を続けて肌を薄く・敏感にしない。