今回は
1.アキュテインの副作用で赤ら顔になるのか
2.実際服用してみて感じたこと
について。
数多くあるとされるアキュテイン治療の副作用。
中でも『顔が赤くなった』といった服用者の声はしばしば耳にします。
では実際服用するにあたり、その危険はあるのか、また服用してみてどうだったかを記していきます。
①アキュテインで完治させた大人ニキビを写真で振り返る
②アキュテイン個人治療時に起きた副作用 | 鼻血・皮膚炎・乾燥
③アキュテインの効果はいつから出る?
実際アキュテインの副作用として赤ら顔は起こり得るのか
“赤ら顔ってどんな状態”
↓下記ページではチェックシートを用いて自己診断もできます。
見た目に関しては「赤ら顔」でググってみてください。
学校で短距離走をしただけで顔がりんごみたいに真っ赤になっていたあの子の様な状態です。
アキュテインの副作用を教えてください
アキュテイン(イソトレチノイン)の副作用は多岐に渡りますが、代表的なものは皮膚、口、鼻、眼の粘膜の乾燥です。この副作用はほぼ100%の患者さんに起こります。乾燥によって皮膚炎、口角炎、口唇炎、鼻出血、ドライアイなどが起こる可能性があります。それに伴い、赤ら顔や鼻血もよく起こる副作用です。
出典:医療法人社団 肌のクリニック
引用元のクリニックはアキュテインというワードをご存知の方なら誰もが知っているかと思いますが、「高円寺南クリニック」からいつの間にか名前が変わっていた「肌のクリニック」さんです。
都内にお住まいの方は勿論、関東圏の方でこれからアキュテイン治療を検討しているのなら、ここ一択で間違いないクリニックです。
(恐らく医院名も肌に対してのプロ意識の表れなんじゃないでしょうか。知らないですけど)
で、アキュテイン治療を行っているその他のクリニックや病院でも、ウェブサイト上では同様の説明があるかと思います。
僕は『治るなら何でもいい』との思考しか当時無かったため意識はしていませんでしたが、鼻血と並んでよく起こる副作用として説明に挙がるぐらいには副作用の確率も高そうです。
服用してみて感じた赤ら顔
僕の場合、過去のアキュテイン・ニキビ跡治療の記事でも触れながら、特別赤ら顔として治療をしたつもりはありませんが、今振り返ると「アキュテインの副作用としての赤ら顔」と、「長期に渡るニキビ治療での疲弊から来るストレスによる赤ら顔」が重なったのではと考えられます。
こちらがアキュテイン治療の記録
こっちは原因に対する確証の無い赤み治療の記録
そして実際改善した漢方を含む赤み治療の記録
これらの記録と服用中の記憶を総括してみると
- 元々赤ら顔だった訳ではない
- 服用を始めるまでは火照り(のぼせ)は感じなかった
- 漢方治療で改善した時も服用していた
といった結果にはなるので、これまた確証はありませんが、少なからず副作用として影響は出ていたと考えるのが妥当です。
また、実際に服用された方の記録にもこんなものが
アキュ飲むのやめて1年半くらい?現状はニキビはほぼ出来ず、あんなにドロドロだった皮脂も元には戻らず健常者の範囲だと思う。体質とかで人それぞれだと思うけど、完全に飲んでよかったタイプ。飲んでる時は赤ら顔になったけど、それ以外副作用もなかったし。顔に薬塗らない生活最高だ。
— アキュテイン内服記録 (@acu0119) April 12, 2019
この方の場合は服用中は症状が起きたとありますし、その後のツイートにも関連のものは無いため、止めた後は通常通り元に戻ったと考えられます。
赤ら顔になってしまった場合の治療
①服用が終わって戻らないか待ってみる
先ほどの経験談にもありましたが、飲んでいる間だけ症状が出たと口にする方もいる。
②酒さや脂漏性皮膚炎の可能性もあるため病院で適切な処置を施す
再度肌のクリニックさんから
ニキビ跡の斑点状の赤みは時間がかかりますが、ほとんど消すことはできます。頬の部分や顔全体の赤ら顔については、ニキビ跡だけでなく、酒さや脂漏性皮膚炎などが合併している場合も多く、完全に消すことは難しいのですが、徐々に目立たなくしていくことは可能です。
出典:赤み・色素沈着の回答 | よくある質問 | 肌のクリニック・高円寺院・麹町院 | 医療脱毛 ニキビ AGA シミ治療
③漢方治療で身体自体の異常を改善する
僕自身に当てはまった治療ではありますが、そもそも赤ら顔自体が複合的な要因から発症するとなれば、アキュテインはあくまで引き金を引いたにすぎないので、元より身体内部がボコボコに殴られている様な状態ではいずれ他の症状・病気が発症することにもなりかねません。
ここは寧ろ異常を教えてくれたとすることで、正常な身体へ戻すきっかけにもなるかもしれません。
ぜひ参考までに↓
【写真有り】ニキビ跡・顔の赤みに悩む人へ *Vビームで治らない赤みはこれで治しました*|自律神経・漢方・APPS - いちごフラクショナル
まとめ
確かにアキュテインを服用することで赤ら顔になる可能性は比較的高いのかも知れません。
ですがその他の多くの副作用と同様に、基本的には服用を止めれば元に戻るケースもあり、僕の様に服用中でも徐々に改善することができる程度ではありそうです。
アキュテインの副作用の中には赤ら顔とは比較にならない様な恐ろしい症状もありますが、服用を中止するほどの副作用で無い限り、決められた期間中にしっかりと容量を守って服用することが最善の選択だと思います。
経験者として一時期苦しみを味わっていますが、あの忌まわしいニキビがまた出来続けるよりは何倍もマシでした。
現在服用中、検討中の方もニキビとの戦いは今後も長く続きますが、まずは新規ができない肌状態にすることを先決に一歩一歩進んでいってほしいと思います。
おわり