今回はアキュテイン治療時に生じた副作用について。
服用を始める前は重篤な副作用に対しての恐怖感は勿論ありましたが、実際に経験して危険だと感じたのは一つぐらいでした。
当時の僕の様に、居住地・金銭面での問題から仕方なく個人で治療している方も多くいらっしゃると思うので、参考になれば幸いです。
副作用その1・乾燥
これらの写真が分かりやすいでしょうか。
※唇部分です
恐らく服用者全員に生じるであろう皮膚・粘膜の乾燥。
顔(主にTゾーン)の皮脂が減るのはありがたい限りなんですが、それ以外が極端に乾燥するとここまで困るのかというほどに唇はガッビガビに乾燥しました。
服用を止めればすぐに元に戻りましたが、僕の場合服用約3年の間(休薬期間を除く)常に上唇・下唇の真ん中が切れていました。
引きこもりつつ、社会復帰後も常にリップを持ち歩きながら塗り続けてもです。
かと言って困るのは食事や不意に笑ってしまったときだけなので、危険度は低いですね。
対処
乾燥なので当然保湿をしなければということで、唇にはリップとワセリン(その辺の薬局で買えるあの緑のやつと白色ワセリンを使ってました)また顔は元より、僕の場合身体全体もかなり乾燥したので、保湿と言えばでお馴染みのヒルドイドを使用。
僕の様に元が超乾性敏感燥肌だと昔からヒルドイド様様で一番しっくりきます。
別記事でも触れた気がしますが、一時期無駄に話題になったおかげで今現在は簡単に処方されないはずですが(確か)、しっかりしたものをネットで買えるこのご時世。
交通費・再診料・時間を考えれば個人で手元に置いておくのもいいかも知れません。
副作用その2・鼻血
これは中々困りました。
副作用その1.の乾燥が原因による症状ですが、鼻掃除で軽く指を突っ込むのはもちろん、鼻をかむ行為だけでも決まって血が混ざることもあって仕事中は他人に余計な心配をされました。
また通常の鼻血と同様だとは思いますが、急に垂れてくることも多く左ポケットにはリップ、右ポケットにはポケットティッシュを常備した生活が続きました。
お仕事や学校に通いながら服用する方は要注意です。
副作用その3・皮膚炎
『皮膚炎』と書きましたが、病院通いでの治療ではないため正直何だったのかわかっていません。
これが個人的に一番厄介且つ危険を感じて中断もした副作用になります。
これですね。
症状としてはかぶれに近いんでしょうか。
(かぶれたことが無いので体感ではわかりません)
痒みから徐々に痛みも出てきて、試しに化粧水で保湿を試みたら焼けるように熱くなりとても痛みを感じました。
始めは写真の範囲ではなく、まず小さく痒みを伴う赤みが発生し、徐々に広がっていきました。
そして何とも不思議で多少恐怖を感じたのが、初めてこの副作用が生じたのは『2クール目』なんですが、続く『3クール目』でも全く同じ左腕内側に症状が起きたこと。
2カ月の休薬期間でほぼ治ってはいたんですが、中に潜んでいたかのように同箇所に出てきた時は危険を感じざるを得なかったですね。
また写真を撮ってはいないのですが、この副作用に恐怖を感じて服用頻度を少なくしていった治療後期には、顔に同じ症状が出たため即座に服用を止めました。
まだ腕に出た時と同様に小さい範囲でのものだったため、大事には至らずそれ以降は恐ろしくてアキュテインは飲んでいません。
これが通院でのアキュテイン治療であれば、副作用に対しての治療も施せるのでしょうが、それを覚悟しての個人輸入なので文句は言えませんよね。。
幸い保険の様な形で飲んでいた時期に起きたのでスパッと辞められましたが、これが治療初期だったらと考えると運も良かったのか、はたまた体内の蓄積量が影響して出たものなのか・・という事にはなると思います。
個人で治療をされている方・検討中の方はくれぐれもお気を付け下さい。