今回はブログの趣旨とはかけ離れた過去の痛い体験談です。
学生時代の海外研修から帰国する際、いつもの様にポーチに入れていた“アレ”を使用したら中々の騒ぎになってしまいました。
皆さんも渡航の機会があれば、ひとつ頭に入れておくといいかと思います。。
ではしばしお付き合いください。
海外研修からの復路便にて
あれは学生時の海外研修で北欧~ドイツへ行った帰りの便でのことでした。
その帰国の際の復路便で味も覚えていない機内食と、無断で頼んだビールを平らげ長旅を満喫していました。
すると機内食の何かが合わなかったのか、はたまた学生であり研修中の身分でありながら勝手にビールを飲んだバチが当たったのか、お腹が急に痛くなったんですよね。
「あ~またか」
そう当たり前の様に思った僕は、何を隠そう上級OPP芸人(お腹ピーピー芸人)だったんです。
常備薬服用
機内とか新幹線・電車内ってできることならトイレには行きたくないですよね。
席を離れることもそうですが、大体誰か入ってるから待つし、汚いし
更に若干の潔癖を自覚する僕はとりわけ外出時はMAXまで我慢をするタイプでして。
この時もできる限り我慢をしようとは思いましたが、なんせ相手は国際線。
成田までまだかなりの時間があったため、諦めてトイレとお付き合いをするかと思いきや、僕には何の問題もありませんでした。
そう、『正露丸』様がいるから。
僕の親友であり確実に仕事を熟す最高のパートナー。
※常にポーチに入れて持ち歩いています。
これでしばらくはトイレと席とを行ったり来たりせずに済む。
そう安心してポーチから取り出した正露丸様は、いつにも増して強烈な臭いを周囲にまき散らしました。
CA大集合
腹痛を早く止めたくてお決まりの3錠を服用した僕は、周囲の同級生たちから「誰か正露丸飲んだろw」と早速気付かれていました。
と、そこまでは良かったんですが、、
機内最後部に座っていた僕らの下に、何やらCAさんが一人・二人とどんどん集まってきました。
何事だ?
僕も周囲の同級生らも内心事件でもあったのかと多少ビクビクしていたと思います。
するとそのCAさん達は何故か僕の席に来たんですよね。
えっ? えええっ? なんですか!?
マジで声に出ましたし、あれはかなりビビります。
必死の弁明
そして席を立たされ、後ろのCAさんの作業場?(食事とか用意するとこ)へ連行されたあと
『すみませんお客様、もしやタバコを吸われましたか?』
みなドイツ人でしたが英語でこう言ってました。
※航空会社は忘れましたが、ドイツ社の便でCAさん方もドイツ人が多かったと記憶しています。
『は?タバコ?? いやいやいやw 吸うわけないしww』
『吸ってないです!!!』
拙い英語でそう完全否定した僕は、弁明しながら気づいたんですよね。
(まさか正露丸のこと言ってるんじゃ・・)
そして一度席へ戻り、正露丸様を持ってCAに手渡しました。
『今お腹痛いんです!これは腹痛の薬です!日本人皆知ってるから!!』
必死過ぎて携帯で【正露丸】の検索結果から写真と英語の説明まで見せましたよ。
正露丸を開けたCAさんの顔をぜひとも見せてあげたかったのですが、余りにキツかったんでしょう。
すぐに瓶を返してきました(笑)
そしてどこか納得いっていない表情をされながら僕は無事に解放されました。
国際線での注意点
なんて理不尽に連れ出すんだ!
怖かったぞ!
なんて若干プンスカしながら席に戻りはしましたが、冷静になって振り返ってみると自分も悪かったなとそう思いました。
- 腹痛=即正露丸 が常識過ぎて国際線だということを意識していなかった。
- 外国人が正露丸を知っているわけがない。
- 多分ビールのバチが当たった。
こんなところでしょう。
まあ僕がアホなだけですが、自分の中で当たり前過ぎると置かれている状況だなんだを冷静に判断できないこともあるんだと勉強にもなった出来事でした。
しかし外国人は正露丸をタバコの臭いと勘違いするんだな と。
そして当時のドイツ人CAさん方本当に申し訳ありませんでした<(_ _)>
無いとは思いますが、皆さんもお気を付け下さい。